大豆 イソフラボンと更年期障害

更年期障害。

 

女性なら誰でも耳にした事があると思います。

 

そして、何となく何の事かも知っているはず。

 

でも、少し勘違いをしている人も少なくないはずです。

 

更年期障害は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少でおきる自律神経失調症です。

 

ですから、年齢を問わず、極度のストレスやダイエットから生理が止まり、更年期障害のような症状を訴える若い女性も増えています。

 

生理が終わろうとしている女性ばかりが抱える問題ではなくなっているのです。

 

そこで、摂取すると体内で女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをすると言われている大豆イソフラボンが注目を浴びるようになりました。

 

 

大豆イソフラボンの効用

 

更年期障害

 

更年期と大豆イソフラボンの関係は、穏やかではありますが、体内でエストロゲンと同様の作用を持つので、女性ホルモンの関係する症状の改善に効果があります。

 

更年期障害のさまざまな症状、発汗異常・めまい・動悸などの自律神経失調症、不眠症、神経障害をやわらげる効果が認められています。

 

 

骨粗鬆症

 

大豆イソフラボンは骨粗鬆症にも関係します。

 

エストロゲンの分泌が低下すると、急激な骨量の減少をまねくため、骨粗鬆症が発症しやすくなります。

 

大豆イソフラボンは、カルシウムが骨から溶け出すのを防ぐので、骨粗鬆症の予防や改善にも効果があります。

 

 

大豆イソフラボンと美白効果

 

更年期障害をメインにお送りしていますが大豆イソフラボンは女性らしい体をつくるエストロゲンと同様の働きがあり、美白作用、保湿性の向上といった肌の美容効果も認められています。

 

ほかにも豊胸効果や、生理不順の改善など、女性にうれしい作用があります。

 

大豆イソフラボンがエストロゲンと同じような働きをする事は、お話ししましたが、絶大な効果を発揮する訳ではありません。

 

穏かに効くという感じですから、食事から大豆イソフラボンを取る場合は毎日、毎食欠かさずに取る必要があります。

 

となると大変ですよねぇ。

 

一日、一杯のココアなら大豆イソフラボンという気がしなくてラクかも?

 

プエラリアも最近良く耳にしますが、イソフラボンと同じような働きをします。

 

こちらは更年期障害というより豊胸効果の方で、有名になりましたよね。

 

ちなみに男性にも更年期障害はあります。