四十肩五十肩でも安心の体操

四十肩五十肩とは?

 

正式には「肩関節周囲炎」という症候群のことで、肩関節周辺の炎症です。

 

肩関節はとても複雑で周囲には多くの筋肉や腱、関節をスムーズに動かすための滑液包などがあります。

 

中高年に多く原因ははっきりしていませんが、筋肉の柔軟性や水分量などが減ってくるとおこりやすいようです。

 

四十肩五十肩になったら放置しないで、治療と体操を併用してなるべくはやく治しましょう。

 

 

●四十肩五十肩は放っておいてもいいの?

 

放っておいても時間がたてば自然に治りますが理学療法、運動療法などをほどこしたほうが、はるかに治りは早いです。

 

●痛みを和らげるには?

 

痛みがつよい時は安静にし、温めることが効果的です。

 

あとは患部を冷やさないようにしましょう!

 

●効果的な体操はありますか?

 

代表的な2つの体操

 

アイロン体操!

 

片手に1キロから2キロくらいの物を持って前後方向に振り子のようにゆっくり振る体操です。

 

ポイント1・・・振るリズムは振り子のように惰性で振る!

 

ポイント2・・・膝よりやや高い台に重りを持たない方の手をつき、体をかるく前傾させる。そのポジションで重りを持つ方の手を脱力して下げる。

 

その腕の角度が肩関節のニュートラルポジションです!

 

その位置からゆっくり前後に振ります。

 

ポイント3・・・1分ワンセットで、1日に2回はやりましょう!
(痛みが強い時はやめてください)

 

タオル体操

 

まず1メートルくらいのタオルを用意します。

 

簡単に説明しますと、両方の手でタオルの端を持ちます。

 

(手の幅は体制によりかえていきます)

 

いいほうの手で悪いほうの手をいろいろな方向に無理しない範囲で引っ張る体操です。

 

ポイント1・・・痛い方の腕に力をいれない。

 

ポイント2・・・少し痛いかなあ0というところで数秒止める。

 

この2つの体操を毎日かならずやりましょう!!

 

四十肩五十肩は治りは非常にいいですが、とても時間がかかることがおおいです。

 

かならず治りますのであせらずゆったりとした気持ちで治療にとりくみましょう。